MBAパパの子育て

~4歳・0歳編~

所感:下剋上受験

受験ブログと言えばコレ!ということで、文庫版の書籍を拝読させてもらいました。

 

中学受験というものに全くイメージの湧かなかった僕としては、「ココまで毎日勉強しなきゃいけないの?嘘でしょ?」というのが第一の感想です。

 

この勉強時間・取り組み姿勢というものが、作者である桜井さんのご家庭ならではの固有の事例なのか、それとも中学受験家庭一般のものなのか、僕は全く判断が付かないので、読んでいて、ただただ不安になりました。中学受験経験者であれば、相応に咀嚼しながら読み進められるのでしょうが。

 

本書の中では、「いい大学に入って、それなりの職に就くには中学受験をせねば!」という論調でしたが、その一方で、僕は中学受験を経験していないけど、それなりの大学に行けたし、東大・京大・一橋・早慶ボリュームゾーンの組織で働けたし、MBAも取れたしなあ(GMATは700届いていませんが。)、と思うと、金銭・小学校高学年でenjoyできるであろう日々・経験・健康等を犠牲にしてまで、中学受験する必要あるのだろうか・・・?

 

でも、僕が地元の公立中学校に行くデメリット(機会損失)が特に発生しない地域で育ったから上記のように思えるのかもしれませんね。都内の場合、中学受験をしないデメリットって、いくつかありそうですし。何というか、人生の選択肢がちょっと狭まってしまう可能性がありそうな。

 

何はともあれアレコレ考えさせられる内容でしたが、中学受験するかどうかは、結局は子ども達の性格や気持ち次第ですしね。どちらかというと中学受験させた方が良さそうだと思いつつも、子どもの気持ちを尊重しながら、将来、判断したいです。